喉がイガイガする、咳が止まらない、声がかすれる…
そんなとき、薬に頼る前にまず試してほしいのが「はちみつ大根」です。
昔から民間療法として親しまれてきたはちみつ大根。実は東洋医学の視点からも、喉や肺をいたわる理にかなった養生食なんです。
今日は、はちみつ大根の作り方と東洋医学的な効能をわかりやすくご紹介します😊
はちみつ大根とは?
はちみつ大根とは、角切りにした大根をはちみつに漬け込んで作る、シンプルな養生食です。
材料は大根とはちみつの2つだけ。特別な道具も技術も必要なく、誰でも簡単に作ることができます。冷蔵庫で数日保存できるので、喉の不調が気になる季節に常備しておくと安心です。
東洋医学から見た「大根」と「はちみつ」の効能
大根の効能
東洋医学では、大根は「肺」と「胃」に作用する食材とされています。
大根の主な効能👇
・肺の熱をさます(喉の炎症・咳を和らげる)
・気の巡りをよくする(胸のつかえ・咳払いを改善する)
・痰を切る(痰がからむ咳に効果的)
・消化を助ける(胃もたれ・食欲不振を改善する)
特に「辛味」と「甘味」を持つ大根は、肺の気を巡らせながら潤いも補ってくれる、喉のトラブルにぴったりの食材です。
はちみつの効能
東洋医学では、はちみつは「肺」と「脾」に作用する食材とされています。
はちみつの主な効能👇
・肺を潤す(乾燥による咳・喉の痛みを和らげる)
・炎症をしずめる(喉の赤みや腫れを緩和する)
・気と体力を補う(疲労回復・滋養強壮)
・腸を潤す(乾燥による便秘を改善する)
はちみつの「甘味」は脾を補い、「潤す」性質は乾燥しやすい肺タイプの方に特におすすめです。
2つを組み合わせると?
大根の「気を巡らせる・痰を切る」はたらきと、はちみつの「肺を潤す・炎症をしずめる」はたらきが組み合わさることで、喉の痛みや咳への相乗効果が期待できます。
シンプルな食材の組み合わせに、東洋医学の知恵が詰まっています😊
はちみつ大根の作り方
材料(作りやすい分量)
・大根 1/4本程度
・はちみつ 大根が浸かる程度
・保存容器(煮沸消毒したもの)
作り方
① 大根は皮をむき、1〜2cm角のさいの目切りにします。薄めに切るほど早くエキスが出ます。
② 清潔な保存容器に大根を入れます。
③ 大根が浸かる程度にはちみつを注ぎます。
④ 蓋をして冷蔵庫へ。3〜4時間ほどで大根からエキスが出てきます。一晩おくとよりしっかりエキスが出ます。
⑤ 出てきた液体をスプーン1〜2杯、そのまま舐めるか、ぬるま湯で薄めて飲みます。1日2〜3回を目安に。
保存期間と注意点
・冷蔵庫で3〜5日を目安に使い切る
・大根のエキスが出てきたら、大根は取り出してもOK
・1歳未満の乳児にははちみつを与えないでください(ボツリヌス菌のリスクがあります)
・糖尿病など血糖値が気になる方は、摂取量にご注意ください
取り出した大根の使い道
エキスを出し終えた大根も、捨てずに美味しく使えます😊
私は実際にこの2つのアレンジをよく作っています。
甘酢漬け
【材料】
・エキスを出した大根
・酢 大さじ2
・塩 ひとつまみ
【作り方】
① 大根の水気を軽く拭く
② 酢と塩を合わせて大根に混ぜる
③ 冷蔵庫で30分以上おいたら完成
はちみつの甘みが大根に残っているので、砂糖なしでもほんのり甘い甘酢漬けになります。さっぱりしていて食欲がないときにもおすすめです。酸味が苦手な方は酢を少なめに調整してください。
大根キムチ風
【材料】
・エキスを出した大根
・コチュジャン 小さじ1〜2
・ごま油 小さじ1
・にんにく(すりおろし) 少々
・塩 少々
・白ごま お好みで
【作り方】
① 大根の水気を軽く拭く
② コチュジャン・ごま油・にんにく・塩を混ぜ合わせる
③ 大根と和えて冷蔵庫で30分以上おいたら完成
はちみつの甘みがコチュジャンの辛みとよく合います。白ごまをふると香ばしさがアップ。ご飯のお供にもぴったりです😊
こんな方におすすめ
はちみつ大根は特に以下の方におすすめです。
・喉がイガイガする・痛みがある
・乾いた咳が続く
・声がかすれやすい
・空気の乾燥が気になる季節
・肺タイプ(金タイプ)で乾燥に弱い体質の方
※咳が長引く・高熱がある・血痰が出るなどの症状がある場合は、早めに医療機関へ相談してください。
まとめ
はちみつ大根は、材料2つで作れるシンプルな養生食でありながら、東洋医学的にも理にかなった喉・肺のケアです。
喉の不調を感じたときに、まず試してみてください。薬に頼る前の「ととのえる」習慣として、ぜひ日常に取り入れてみてくださいね😊
このブログでは、こうした日々の食事から取り入れられる薬膳・養生の知恵を発信しています。他の記事もぜひご覧ください🌿

コメント